著者ア行

: 図書館革命(有川 浩)

図書館革命(有川浩)

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内容紹介

原発テロが発生した。それを受け、著作の内容がテロに酷似しているとされた人気作家・当麻蔵人に、身柄確保をもくろむ良化隊の影が迫る。当麻を護るため、様々な策が講じられるが状況は悪化。郁たち図書隊は一発逆転の秘策を打つことに。しかし、その最中に堂上は重傷を負ってしまう。動謡する郁。そんな彼女に、堂上は任務の遂行を託すのだった―「お前はやれる」。表現の自由、そして恋の結末は!?感動の本編最終巻。

感想

今回のテーマは「表現の自由」
「原発危機」の著者、当麻蔵人を良化委員会の追手から図書隊が匿う話がメインになる。
「原発危機」は、テロリストが参考にしたのではないかというほど事件に似たストーリー、そして参考にできるほど緻密で詳細な内容だという。
だから、その著者を拘束してしまえというのは、一見乱暴なようだが、現実には大いに有り得る話だろう。似たような話が以前にあったかな。

終盤から話は盛り上がる。
郁と当麻が追手から逃れる行脚。当麻が大阪のおばちゃんたちにいじられた変装ぶりはぜひ見てみたい。郁がアメリカ総領事館前に突入するシーンも見たいものだ。銃撃戦にならなかった理由があとでわかるが、図書隊メンバー同士の信頼感の強さが示されて、わたしはほんのりした。

ところで、実写版のキャストを調べると、郁役は榮倉奈々。なるほど、男前で納得。そして美人で頭も良い柴崎役が栗山千明、これもまあ納得。

図書館戦争シリーズはこれで終わりだが、まだ別冊がある。今は、その1を読んでます。(2018.07.19)

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: 図書館危機(有川 浩)

図書館危機(有川浩)

スポンサーリンク 内容 思いもよらぬ形で憧れの“王子様”の正体を知ってしまった郁は完全にぎこちない態度。そんな中、ある人気俳優のインタビューが、図書隊そして世間を巻き込む大問題に発展。加えて、地方の美術展で最優秀作品となった“自由”をテーマにした絵画が検閲・没収の危機に。郁の所属する特殊部隊も警護作戦に参加することになったが!?表現の自由をめぐる攻防がますますヒートアップ、ついでも恋も…!?危機また危機のシリーズ第3弾。 感想 郁と玄田の話の進み方がまるで少女漫画のよう、といっても私は一度も少女漫画を読んだことはないが・・・。なにかそんな乗りなんですね。 私には関係ない、と思いながらも、除き趣 … 続きを読む

: 図書館内乱(有川 浩)

図書館内乱(有川浩)

スポンサーリンク 内容紹介 図書隊の中でも最も危険な任務を負う防衛隊員として、日々訓練に励む郁は、中澤毬江という耳の不自由な女の子と出会う。毬江は小さいころから面倒を見てもらっていた図書隊の教官・小牧に、密かな想いを寄せていた。そんな時、検閲機関である良化隊が、郁が勤務する図書館を襲撃、いわれのない罪で小牧を連行していく―かくして郁と図書隊の小牧奪還作戦が発動した!?書き下ろしも収録の本と恋のエンタテインメント第2弾。 感想 急に何も聞こえなくなることがあるということに、まず愕然とした。自分だったらどうするだろう。身につまされる。 本編はこの朱の差別を扱う。最後までハッピーエンドというお話では … 続きを読む

: 図書館戦争(有川 浩)

図書館戦争_有川浩

スポンサーリンク 内容紹介 2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート。 感想 ありかわ ひろ、ひろしじゃないし、著者は女性でした。初めてお目にかかります。 文章がとても読みやすくて気に入りました。 作品のタイトルがなんのことかわけが分か … 続きを読む

: 東京零年(赤川 次郎)

東京零年(赤川次郎)

スポンサーリンク 内容紹介 脳出血で倒れ介護施設に入所している永沢浩介が、TV番組に一瞬だけ映った男を見て発作を起こした。呼び出された娘の亜紀は、たどたどしく喋る父の口から衝撃の一言を聞く。「ゆあさ」―それは昔殺されたはずの男・湯浅道男のことだった。元検察官の父・重治が湯浅の死に関与していた事を知った健司は、真相を解明すべく亜紀とともに動き出す。時は遡り数年前、エリート検察官の重治、反権力ジャーナリストの浩介、その補佐を務める湯浅。圧倒的な権力を武器に時代から人を消した男と消された男がいた―。 感想 久しぶりの赤川次郎作品。 500頁あるが、この人の特徴は健在。会話が多く読みやすい。テーマが時 … 続きを読む

: グランドの詩(あさの あつこ)

グラウンドの詩_あさのあつこ

スポンサーリンク 内容紹介 心に傷を負ったピッチャー・透哉との奇跡の出逢いを経て、全国大会へ向け練習に励むキャッチャー・瑞希。二人は互いを信じ、バッテリーの絆を確かなものにしていくが、ある日チームメイトで幼馴染みの良治が暴力事件を起こしてしまう。駆けつけた瑞希に、良治は野球部を辞めると言い出す。遠征費用で母親に負担をかけたくないと悩む良治に何も言えなくなる瑞希だったが―。熱く胸を打つ少年たちの青春野球小説、第2弾! 感想 透哉と瑞希のバッテリーのぞれぞれの心の葛藤は相変わらず続くが、相手のことを信じる心は深まっていく。今回はそれだけでは終わらず、良治の悩みに関わるはなしがかなりのウェイトを占め … 続きを読む

: 東京物語(奥田 英朗)

東京物語(奥田 英朗) スポンサーリンク 内容紹介 1978年4月。18歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊…。バブル景気に向かう時代の波にもまれ、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。80年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を鮮やかに描きだす、まぶしい青春グラフィティ 感想 久しぶりに奥田英朗(おくだひでお)を読みました。 主人公は、田村となっていますが、かなり自伝的な色合いが強いと思われる作品です。 50代以上年代には、青春のころが懐かし … 続きを読む

: 無理(奥田 英朗)

無理(上)(奥田 英朗) スポンサーリンク 内容紹介 合併で生まれた地方都市・ゆめので、兎っ屈を抱えながら暮らす5人の男女---人間不信の地方公務員、東京にあこがれる女子高生、暴走族上がりのセールスマン、新興宗教にすがる中年女性、もっと大きな仕事がしたい市議会議員---。 縁もゆかりもなかった5人に人生がひょんなことから交錯し、思いもよらない事態を引き起こす。 感想 久しぶりに読む奥田英朗さんの作品。楽しみです。 小さな町で、鬱屈(うっくつ)している、地方公務員、女子高生、セールスマン、中年女性、市議会議員、ほんとにどこにでもいる人たちが主人公です。 抱える問題は、人間不信、東京へのあこがれ、 … 続きを読む

: 銀翼のイカロス(池井戸潤)

銀翼のイカロス 池井戸潤

銀翼のイカロス(池井戸潤) スポンサーリンク 内容紹介 出向先から銀行に復帰した半沢直樹は、破綻寸前の巨大航空会社を担当することに。ところが政府主導の再建機関がつきつけてきたのは、何と500億円もの借金の棒引き!?とても飲めない無茶な話だが、なぜか銀行上層部も敵に回る。銀行内部の大きな闇に直面した半沢の運命やいかに?無敵の痛快エンタメ第4作。 感想 半沢直樹シリーズの4冊目。 半沢直樹の性格や行動がだいたい分かるようになりました。一本筋を通すします。 今回の舞台は、破綻寸前の巨大航空会社。その再建にまつわる話。どうしても実際にあったことを思い出します。 そして、長く続いた政権が倒れて、野党が政 … 続きを読む

: 七つの会議(池井戸 潤)

七つの会議 池井戸潤

七つの会議(池井戸 潤) スポンサーリンク 内容紹介 トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ”で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。いったい、坂戸と八角の間に何があったのか?パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。筋書きのない会議がいま、始まる―。“働くこと”の意味に迫る、クライム・ノベル。 感想 帯に書かれている”「夢は捨 … 続きを読む