浅田 次郎

: 見知らぬ妻へ(浅田 次郎)

見知らぬ妻へ(浅田 次郎)

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内容紹介

新宿・歌舞伎町で客引きとして生きる花田章は、日本に滞在させるために偽装結婚した中国人女性をふとしたことから愛し始めていた.しかし…。(表題作)
才能がありながらもクラシック音楽の世界を捨て、クラブのピアノ弾きとして生きる元チェリストの男の孤独を描いた「スターダスト・レビュー」など、やさしくもせつない8つの涙の物語。

感想

浅田次郎さんの、やさしくもせつない8つの涙の物語。そうですね。どうしたら、あの顔から(失礼!)こんな物語が出てくるのか。
「かくれんぼ」
小さいころに一緒にかくれんぼをして、そのまま置き去りにした子は行方不明のまま。
その罪への記憶を背負った3人の、決してぬぐえない罪の意識。救いようのない話ですが、ラストで救われたのかな・・・
「ファイナル・ラック」
浅田さん得意の、過去とオーバーラップした進行。ビギナーズ・ラックならぬ、ファイナル・ラック、あってほしいものです。
(2013.05.27記)

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: きんぴか 真夜中の喝采(浅田 次郎)

きんぴか 真夜中の喝采(浅田 次郎) スポンサーリンク 内容紹介 草壁明夫が殺された。広橋をスケープゴートにした大物政治家・山内龍造の悪行を報道した、あの気鋭のジャーナリストが・・・。訃報を耳にした広橋は凍りつき、草壁に伝え忘れたセリフを口にするために立ち上がる。一方ピスケンと軍曹は、やくざと悪徳政治家が自己弁護と保身に走るなか、正義の暴走を敢行する。三悪漢の破天荒な物語、ひとまず完結! 感想 浅田さんの著作の中で一番好きなシリーズです。 生きるのにぶきっちょな三人。それでも一途なところが好きです。いかにも小説らしく、ハチャメチャなところも。 このシリーズ3冊目の、「真夜中の喝采」たぶんずっと … 続きを読む

: 夕映え天使(浅田 次郎)

夕映え天使(浅田 次郎) スポンサーリンク 内容紹介 東京の片隅で、中年店主が老いた父親を抱えながらほそぼそとやっている中華料理屋「昭和軒」。そこへ、住み込みで働きたいと、わけありげな女性があらわれ・・・・「夕映え天使」。定年を目前に控え、三陸へひとり旅に出た警官。漁師町で寒さしのぎと喫茶店へ入るが、目の前で珈琲を淹れている男は、交番の手配書で見慣れたあの・・・「琥珀」。人生の喜怒哀楽が、心に沁み入る六編。 感想 浅田次郎さんの5年前の短編集。 これまでと雰囲気が変わっています。 それでも社会の底辺に住む人々の純情というか、一途な生き方への共感という、浅田さんの持ち味は生きています。 (201 … 続きを読む

: ハッピー・リタイアメント(浅田 次郎)

ハッピー・リタイアメント(浅田 次郎) スポンサーリンク 内容紹介 定年まであと四年のしがない財務官僚・樋口と愚直だけが取り柄の自衛官・大友。二人が突如転属を命じられたJAMS(全国中小企業振興会)は、元財務官僚の理事・矢島が牛耳る業務実態のない天下り組織。戸惑う彼らに、教育係の立花薫はある日、秘密のミッションを言い渡す。それは汚職か、横領か、それとも善行か!?痛快娯楽「天下り」小説。 感想 著者の浅田さんの実体験、借金を踏み倒した経験、”時効後、権利放棄の確認に来た集金人に、借金を返済した”から着想を得てこの小説が出来上がったとか。 借金を踏み倒した者にも、”返せれば返したかった”。という気 … 続きを読む

: 活動寫眞の女(浅田 次郎)

活動寫眞の女(浅田 次郎) スポンサーリンク 内容紹介 昭和四十四年、京都。大学の新入生で、大の日本映画ファンの「僕」は友人の清家忠昭の紹介で、古き良き映画の都・太秦の撮影所でアルバイトをすることになった。そんなある日、清家は撮影現場で絶世の美女と出会い、激しい恋に落ちる。しかし、彼女は三十年も前に死んだ大部屋女優だった・・・。若さゆえの不安や切なさ、不器用な恋。牛縄荒れた時代への郷愁に満ちた瑞々しい青春恋愛小説の傑作。 感想 浅田さんお得意の幽霊が出てくるお話。 30年も前に亡くなったのに、映画に出演できなかったことが恨めしくて、撮影スタジオに居ついてしまった大部屋女優。 本当は美し過ぎて、 … 続きを読む

: 月下の恋人(浅田 次郎)

月下の恋人(浅田 次郎) スポンサーリンク 内容紹介 恋人に別れを告げるために訪れた海辺の宿で起こった奇跡を描いた表題作、「月下の恋人」。ぼろアパートの隣の部屋に住む、間抜けだけど生真面目でちょっと憎めない駄目ヤクザの物語「風蕭蕭」。夏休みに友人と入ったお化け屋敷のアルバイトで経験した怪奇譚「適当なアルバイト」・・・。“心の物語」の名手があなたに贈る味わいある作品集。珠玉の十一編を収録。 感想 11の短編集 「情夜」よくわかりません。 「告白」幼いころに離婚して、離れ離れになった父親が毎月仕送りしてくれることにまつわる話。 ちょっとしたどんでん返し。これもよくわかりません。 「適当なアルバイト … 続きを読む

: 赤猫異聞(浅田 次郎)

赤猫異聞 浅田次郎

赤猫異聞(浅田 次郎) スポンサーリンク 内容紹介 時は、明治元年暮。火の手の迫る伝馬町牢屋敷から解き放ちとなった訳ありの重罪人たち……博打打ちの信州無宿繁松、旗本の倅岩瀬七之丞、夜鷹の元締め白魚のお仙。牢屋同心の「三人のうち一人でも戻らなければ戻った者も死罪、三人とも戻れば全員が無罪」との言葉を胸に、自由の身となった三人の向かう先には……。幕末から明治へ、激動の時代をいかに生きるかを描いた、傑作時代長編。 感想 3人が解き放ちになるまでの説明がやたらと長く続いた。それも難しい漢字と言い回しがあって、読み進むのに時間がかかった。 解き放ちのあと、3人それぞれの意趣返しの様子が描かれるところから … 続きを読む

: 一路(浅田 次郎)

一路上(浅田次郎)

一路(浅田 次郎) スポンサーリンク 内容紹介 失火により父が不慮の死を遂げたため、江戸から西美濃・田辺郡に帰参した小野寺一路。齢十九にして初めて訪れた故郷では、小野寺家代々の御役目・参勤道中御供頭を仰せつかる。失火は大罪にして、家督相続は仮の沙汰。采配に不手際があれば,ただちに家名断絶と追い詰められる一路だったが、家伝の「行軍録」を唯一の頼りに、いざ江戸見参の道中へ! 中山道を江戸へ向かう蒔坂左京大夫一行は、次々と難題に見舞われる。中山道の難所、自然との闘い、行列の道中行き合い、御本陣差し合い、お殿様の発熱……。さらに行列の中では御家乗っ取りの企てもめぐらされ……。到着が一日でも遅れることは … 続きを読む