池井戸 潤

: 銀翼のイカロス(池井戸潤)

銀翼のイカロス 池井戸潤

銀翼のイカロス(池井戸潤)

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内容紹介

出向先から銀行に復帰した半沢直樹は、破綻寸前の巨大航空会社を担当することに。ところが政府主導の再建機関がつきつけてきたのは、何と500億円もの借金の棒引き!?とても飲めない無茶な話だが、なぜか銀行上層部も敵に回る。銀行内部の大きな闇に直面した半沢の運命やいかに?無敵の痛快エンタメ第4作。

感想

半沢直樹シリーズの4冊目。
半沢直樹の性格や行動がだいたい分かるようになりました。一本筋を通すします。

今回の舞台は、破綻寸前の巨大航空会社。その再建にまつわる話。どうしても実際にあったことを思い出します。
そして、長く続いた政権が倒れて、野党が政権を取る。そして場当たり的な制作を実行して失敗する。これも実際にあったことを思い出します。
そして巨大な負債を棒引きにしたことも実際にあって、そのときには、なぜこんなことがまかり通るのかと、不思議さと怒りが混ざりあったことも思い出します。

話の展開がどう進むのか、とても興味深く読めました。
政治家は、結局自分の利益のために働くのだということが、強く刻み込まれる話でしたね。
すごく納得してしまいました。

権力とかお金を沢山手にしてしまうと、人間ってこうなってしまうのね。

ちょうどテレビで、資本主義社会のいいところと悪いとことを取り上げた番組を見ました。
資本主義社会というのは、結局行き着くところまで行ってしまうしかないのだ。

何かやるせない思いにもさせられる作品でした。
ところで、記録を見ると、シリーズ3作目の”ロスジェネの逆襲”をまだ読んでいなかったようです。本屋で探してみます。
(2018.01.21)

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: 七つの会議(池井戸 潤)

七つの会議 池井戸潤

七つの会議(池井戸 潤) スポンサーリンク 内容紹介 トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ”で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。いったい、坂戸と八角の間に何があったのか?パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。筋書きのない会議がいま、始まる―。“働くこと”の意味に迫る、クライム・ノベル。 感想 帯に書かれている”「夢は捨 … 続きを読む

: 下町ロケット2 ガウディ計画(池井戸 潤)

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下町ロケット(池井戸 潤) スポンサーリンク 内容紹介 研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。 圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。 特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた――。 男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編! 第145回直木賞受賞作。池井戸潤、絶対の代表作 (解説・ … 続きを読む

: 空飛ぶタイヤ(池井戸 潤)

空飛ぶタイヤ(池井戸 潤) スポンサーリンク 内容紹介 名門巨大企業vs.弱小運送会社 ひとつの命をめぐる感動巨編 走行中のトレーラーから外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。 タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも……。 自動車会社、銀行、警察、記者、被害者の家族ら、事故に関わった人たちの思惑と苦悩。 「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともに事故の真相に迫る。 圧倒的感動を呼ぶエンターテインメント巨編! 感想 どうしても読みたくて、ブックオフで560円で買いました。 主人公赤松の、ひたすら誠実に、かつ折れずに、やるべきことをやり続ける。愚直というか、じ … 続きを読む

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鉄の骨(池井戸 潤) スポンサーリンク 内容紹介 会社がヤバい。彼女とヤバい。 次の地下鉄工事、何としても取って来い。――「談合」してもいいんですか? 中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く――技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に、「談合」の壁が。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ! 感想 池井戸潤の名作。確かに一気に読んでしまいました。談合が必要悪かどうか?これまでは単純に悪いことと思ってましたけど、世の中いろいろあるんだなとあら … 続きを読む

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ようこそ、わが家へ(池井戸 潤) スポンサーリンク 内容紹介 まじめなだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。 さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。直木賞作家が”身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編。 感想 銀行のことを書かせたら右 … 続きを読む

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銀行仕置人 池井戸潤

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最終退行 池井戸潤

最終退行( 池井戸 潤) スポンサーリンク 内容紹介 都市銀行の中でも「負け組」といわれる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶴二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、かつての頭取はバブル期の放漫経営の責任も取らずに会長として院政を敷き、なおも私腹を肥やそうとしている。リストラされた行員が意趣返しに罠を仕掛けるが、蓮沼はその攻防から大がかりな不正の匂いをかぎつけ、ついに反旗を翻す。 日本金融システムの崩壊を背景に、サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする長編ミステリ-。 感想 池井戸さんの作品を遡ってきましたが、原点の銀行員のお話で、掛け値なしに面白い … 続きを読む

: ロスジェネの逆襲(池井戸 潤)

ロスジェネの逆襲 池井戸潤

ロスジェネの逆襲(池井戸 潤) スポンサーリンク 内容紹介 ときは2004年。 銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、電脳雑技集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。 ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。責任を問われて窮地に陥った主人公の半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッと言わせる秘策に出た……。 胸のすくエンタテイメント小説! 感想 相変わらず作品の構成がしっかりできている。読み進めていっても迷うことが少ない。巻頭の … 続きを読む