室積 光

: 史上最強の内閣(室積 光)

史上最強の内閣(室積 光)

スポンサーリンク

内容紹介

北朝鮮が、日本に向けた中距離弾道ミサイルに燃料注入を開始した。中身は核なのか。支持率低迷と経済問題で打つ手なしの自由民権党の浅尾総理は、国家的な有事を前に京都に隠されていた「本物の内閣」に政権を譲ることを決意した。指名された影の内閣は、京都の公家出身の首相を筆頭に、温室育ちの世襲議員たちでは太刀打ちできない国家の危機を予測し、密かに準備されていた強面の「ナショナルチーム」だった。果たして、その実力は?―。

感想

おもしろい、というか、今の日本の北朝鮮との関係を、一見コミカルに、実はかなり真面目に描写しています。核ミサイルと拉致、現状の膠着状態に「いい加減なんとかならないのか」と苛立つ向きには、爽快この上ない作品です。このようになればいいのになという期待感と、そうはなりそうにない現実とのギャップを初めて知って、私は、悲しみを感じました。
現代のスーパーマンたちがいま登場したら、こういうふうに問題を解決してくれるだろうなというお話です。この本は、ブックオフでレジをしている最中に、レジの脇に並べてあった本の一冊でした。本のタイトルと、裏表紙のあらすじをチラ見して即決。買って損はしませんでした。この作者の次の作品「都立水商」「ドスコイ警備保障」が目にとまったら買いです。久しぶりに、ほかを読んでみたい作者が増えました!(2015/08/14)

スポンサーリンク